【2023 世界陸上選手権 2日目】32年ぶりに日本新記録が誕生した400m走をちょっと解説
世界選手権2日目!日本陸上界では400mの日本新記録が誕生してニュースになってます
ね!でも、400mって陸上の種目の中ではそこまで注目度が高くないんです。悲しいこ
とに。なので、そんな種目あったの?って人も多いんじゃないでしょうか。
そこで、元陸上選手の私が、400m走について少しでも知ってもらえればなーなんて思
いながら400m走について解説してみようと思います。
ニュース内容のまとめ
400m走ってどんな種目なの?
・トラックを1周
・陸上の種目の中でも1、2位を争うくらいハードな種目
・短距離(正確には短長と呼ばれる)
・クラウチングスタートで行われる最長の距離
※トラック:選手が走っている競争路
※クラウチングスタート:座ったような状態からのスタート
400m走はかなりハードな種目
・現在の400mの世界記録:43秒03
・人間が全力で走れる限界時間:約42秒
上の2つを比べてみると、現在の400mの世界記録より人間が全力で走れる
限界時間の方が短いんです。これは、「人間が全力で走れる限界時間より人間が
400mを走る時間が少し長い=ほぼ全力で走り切らなければならない」ということ
です。なので、400m走ってめっちゃきつい種目なんですよね。
400mの44秒77(日本新記録)ってどれくらい速い?
ざっくり計算すると、100mを11秒20のペースです。
これだとまだわかりにくいかもしれないので、50mにも直してみると、
なんと5秒60のペース。これは速すぎる.........。
ここまでざっくり400mについて解説してみましたが、やっぱり実際に走ってみると
どんな競技なのか理解しやすいと思います。
もし体力に自信のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか(*^^*)